筑峯学園は祖父・岡野豊四郎が大正12年に連関調和教育法を提唱して、知的に障害を持つ子達の為に「筑波学園」を現在地に設立したのを前身とし、その後「筑峯寮」、「筑峯学園」と名称を変更し、現在に至っております。社会的理解、援助も少なかった大正12年に障害児教育に取り組み、生活教育を核にしての施設づくりに取り組んだ創設者の熱意の基は、知的障害児が適切な教育を与えられない状態で放置されていることに対する義憤と使命感があり、この状態に対して「不公平」「人道上軽々ニ附スベキ大問題」として障害があろうとしても人間として相当の能力を附与したいと同時に知的障害児が生涯を安定して暮らせる社会づくりが構想にあったといわれています。

筑波山の山すその温暖な自然に恵まれた環境のもと現在は、福祉型障害児入所施設、障害者支援センター未来(就労継続B型、生活介護)、グループホーム、短期入所、日中一時支援事業、相談支援事業の事業を行っております。今後も障害を持つ人達のため、家族の福祉のため、社会的ニーズに応えて未来を切り拓く福祉事業を行っていく所存であります。皆様のご理解とご支援をお願い致します。

平成28年8月
社会福祉法人筑峯学園 理事長
岡野 光宏

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